アジアの未来はどこに向かっているのでしょうか？アジアの歴史は今の私たちを形作っており、私たちの足元には、先人たちが繋いできた過去が流れ込んでいます。未来を構想するために、歴史を振り返り過去から未来への伝言を繋いでいきたいとおもいます。

大学という普遍的価値を共有しうる場は、未来にむけてどのような知をつむぐべきなのでしょうか。既存の大学が、現代の課題に対応できていない今、アジアの未来のためにはどのような大学がもとめられているのでしょうか？2011年間から続いている東京大学大学院・講義シリーズの開講に協賛しながら、大学の知の在り方を、アジアの有識者と対話を重ねていきます。
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主要国が国内優先の傾向を強め、国際調整機関の力も弱くなる中、国際社会の合意形成がどんどん難しくなるといわれています。農耕文化の中で、家族や地域を愛する心を育んできたアジアは、自然と共存しながら発展する大きな可能性を秘めています。いまだ税率が低く公的な財源の乏しい社会構造のなかで、NPOと民間企業の連携でアジアにむけてなにができるのか智慧を集めていきたいとおもいます。

生きとし生けるものにとって、生老病死はさけられないことです。生まれるということ、老いるということ、病むということ、死ぬということ、生老病死の現場に関わる人々と、いのちのありようを語り合います。
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